差別化が必要な理由

学校とまったく同じやり方をしていては、塾の存在意義を見出せません。生徒が満足するような差別化を実現していきましょう。

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塾経営で成功するための最大のポイントとなる「学習内容を、いかにして生徒に教えていくか(理解させていくか)」という点についてです。学校とまったく同じやり方をしていては、塾の存在意義を見出せません。生徒が満足するような差別化を実現していきましょう。

悪い口コミが広がる前に

 「塾は学校との差別化が必要」

こう言われれば、「そんなことは当たり前だ」と言いたくなると思いますが、なぜ学校と同じやり方ではいけないのか、その理由を確認しておきたいと思います。

一昔前の学習塾と言えば、黒板を使い、教科書やテキストのポイントを解説するというのが一般的な指導方法でした。つまり、学校の授業の延長というイメージです。昔はそれでも運営していけたのです。

ただ、これだけははっきりと伝えておきたいのですが、塾が学校と同じことをやっても支持されなくなったということです。ですから、先述したような黒板を使った一斉授業を時間いっぱいやっていたのでは、わざわざ塾に通う必要がないと判断されてしまいます。

最悪の場合、「学校と同じじゃないか」「塾の通わせる意味がない」という保護者からのクレームがくることも想定されます。保護者だけではなく、生徒の声も不満としてあがりはじめ、またたく間に塾生内に口コミで広がってしまいます。こうなるともう手がつけられません。

黒板指導の欠点

黒板を使った一斉指導は、一度に多くの生徒に教えることができるというメリットがあります。このやり方は、学校のようにレベルがまちまちな生徒を複数相手にする際には効果的な指導方法だと思います。

しかし、同じやり方を塾でやろうとすると、どうしても優秀な生徒のレベルに合わせてしまい、本当に指導を必要としている生徒たちに十分な指導をしてあげることができなくなるのが典型的なパターンとなっています。

塾側としては「優秀な生徒をレベルの高い学校にたくさん合格させたい」という心理がどうしても働いてしまうためだと思います。しかし、これでは肝心の生徒の心をつかむことができずに、気が付けば生徒は減る一方・・・なんてことになりかねません。

 「あそこの塾は優秀な生徒だけを相手に授業をやっている」
 「できない子はほったらかしらしい」

こんな評判が立ってしまうと、口コミであっという間に保護者たちに伝わっていきます。これだけは絶対に防がなければいけません。

学校のように通うことが必須ではない塾だからこそ、生徒や保護者の口コミには十分注意して欲しいと思います。学校と同じ指導方法ではなく、あなたの塾だからこそできるスタイルで指導をすることが望ましいのです。