塾の中では規模が小さい「小規模塾」ですが、どういった塾のことを指し、どういった特徴があるのか確認してみましょう。

塾の中では規模が小さい「小規模塾」ですが、どういった塾のことを指し、どういった特徴があるのか確認してみましょう。また、小規模塾を開業するために必要なものもチェックしましょう。
「小規模塾」とは、自宅兼学習塾として始めた塾などが、口コミなどによって生徒が増えて手狭になったり、脱サラをして開業する比較的小さな塾の形態のことをいいます。
具体的には、テナントの一室を借りて、一般的や会社が使うような会議用のテーブルや折りたたみイス、黒板も設置し、20〜30人の生徒を教えているのが一般的なケースでしょう。また他にも、自宅を増築して塾の教室としたり、庭にプレハブで教室をつくったりする、自宅兼学習塾プラスアルファといったケースも小規模塾になります。
年に数回、新聞折込広告といった広告を打ち、先生の確保には近くの大学の学生をアルバイトで雇って運営することが多いようです。また、小規模塾の場合、開業資金として必要になるのは、一般的には少なくても100万、かかっても300万というのが相場です。
小規模塾を開業するにあたり、具体的に必要となるものは以下のとおりです。
◆小規模塾に必要なもの
教室となる場所がない場合、新規で契約する必要があります。主にかかる費目は「契約金」「保証金」「賃料」「仲介手数料」となります。
黒板は、長い目で見ると壁に打ち付けるタイプがおすすめです。台座があるタイプの黒板は、字を書いていると揺れて書きづらく、カタカタと音がして生徒の集中力を妨げる原因になります。
2〜3人が掛けられる長机で十分です。リサイクルショップで探すと、意外と安くていいものが見つかります。
教科書や参考書、問題集を入れておくために必要となります。教室で使っている他の什器メーカーのオフィス用品で統一していると見栄えもよくなりますが、リサイクルショップでも十分いいものが揃います。
コストがかかるものですが、エアコンのない教室には生徒は集まりません。必要最低限の機能を備えていれば十分でしょう。
今の時代、パソコンがないとなかなか不便になってきています。保護者へのお知らせなどの文書はパソコンを使って作成すると便利ですし、生徒別のオリジナル問題集や簡単なテスト問題を作るにはやはりパソコンが必要となるでしょう。
当然ですが、電話も必要です。塾の代表番号が携帯電話の番号ですとイマイチ信用度に欠けます。ぜひ固定電話を準備しましょう。可能であれば、ファックス付きの電話が便利です。
教科書や問題集を忘れる生徒は必ずいるものです。そんな時にすぐに対応してあげるためにコピー機はあった方がいいでしょう。確認テストを実施する際も、パソコンで作った問題を人数分コピーしますのでやはり役に立ちます。
看板は開業時に作成しましょう。折込チラシについては、時期は生徒の集客具合をみながら、必要に応じて出すようにします。
ここで紹介したもの以外にも細かいことを言えば必要になるものもありますが、これから小規模塾を開業してやっていこうという場合に、最低限揃えておいた方がいいと思われるものを挙げています。
逆に、最初はこれだけ揃っていれば運営に支障はありませんので、開業資金を抑えるためにもムダな買い物は控えるようにしましょう。
2012年5月更新